ドスパラの「Raytrek-V」シリーズはビデオ編集向けのクリエイターパソコンです。
ビドスパラ ビデオ編集用クリエーターパソコン
ビデオ編集用のパソコンだからものすごくハイスペックのCPUや大容量メモリを搭載したパソコンというわけではなく、ビデオ編集を快適にする技術を満載したパソコンです。
Raytrek-V HBだと79,800円です。
もちろん6コア12スレッドのCPUと32GBのメモリ、高性能グラフィックボードのNVIDIA Geforce GTX TITANで構成された Raytrek-V Titan XG-e 339,980円 のようなハイスペックなパソコンもあります。
ビデオ編集を快適にする技術とは
1.インテル クイック・シンク・ビデオ(QSV)
インテルのCoreプロセッサーに内蔵された機能で、ハードウエアでえいぞうしんごうの処理が出来ます。ハードウエア処理なので高解像度のH.264へのエンコードを、5倍もの速度で実行することが出来ます。
また、CPUとは別のハードで処理するのでエンコード中のCPU負荷も極めて低く、エンコード中に他の作業を行うことも可能です。
2.GPGPU
GPUはgraphics processing unitsの略でグラフィック処理を行うためのチップですが、GPGPU(General-purpose computing on graphics processing units; GPUによる汎目的な計算)とはGPUの演算処理能力をグラフィック処理以外の目的に応用する技術のことです。
NVIDIA Quadro 搭載の「Raytrek」や、NVIDIA GeForce シリーズ搭載の「Raytrek-V」なら、本来CPUが行う処理をGPUに行わせることが可能になります。そのためにはアプリケーションがGPGPUに対応している必要があります。
「EDIUS」「Premiere Pro」「After Effects」などのGPGPUに対応したアプリケーションならばフィルターやエフェクトなどの処理を高速で処理することが可能になります。
3.映像信号入力:HDMIやアナログビデオキャプチャーのカスタマイズ
Windows 7 インストールモデルの「Raytrek-V」なら、高品位なアナログ信号やHDMI信号入力による非圧縮キャプチャーが可能なBlackmagic design 製のキャプチャーボード「Intensity Pro」をカスタマイズで選択することが出来ます。
ビデオ編集やライブ配信の映像信号を直接パソコンに入力することが可能になります。